腟カンジダ症はこんな病気
腟カンジダ症は、女性の腟内に常在する真菌であるカンジダによって引き起こされる感染症の一つです。
カンジダ菌が増殖すると、一部の女性では腟や外陰部に症状を引き起こします。
しかし、全ての女性が症状を発症する訳ではなく、無症状でカンジダ菌を保有している女性もいます。
自覚症状がない場合でも、セックスを通じてパートナーに感染させる可能性があるので注意が必要です。
原因
菌の増殖を引き起こす原因は様々です。
抵抗力の低下、精神的ストレスや疲労、妊娠や生理前などのホルモンバランスの変動、抗生物質の服用による腟内の常在菌フローラの乱れなどが挙げられます。
症状
主な症状には、腟内や外陰部のかゆみ、腟内の白くて厚いおりもの(カード状)、腟の腫れや痛み、性交時の痛みなどがあります。
検査方法
腟カンジダ症の診断は、主に患者の訴える自覚症状と、医師が行う腟の視診、そして必要に応じて行われる腟分泌物の検査を通じて行われます。
分泌物検査では、カンジダ菌が大量に存在することを確認します。
診断方法
診断は患者の自覚症状と視診結果から行い、症状が顕著な場合は腟分泌物を採取し、顕微鏡下でカンジダ菌を確認します。
診断の際は他の性感染症を排除することが重要です。
治療方法
治療法は主に抗真菌薬を用いた薬物療法です。
薬は塗布型や挿入型、口から服用するタイプがあり、症状に応じて医師が最適なものを選択します。
治療期間は1~3週間程度で、症状が出ている間は性交は避けることが推奨されます。
予防基礎知識
予防の基礎知識としては、自己衛生が重要となります。
具体的には、蒸れや汗をよく拭き取り、清潔に保つこと、紙おむつやパンティライナーの長時間の使用は避けること、綿の下着を選んだりなどがあります。
また、免疫力を維持するために、栄養バランスのとれた食事を摂取し、十分な休息を取ってストレスを蓄積させないことも重要です。
効果的な食事
予防になる食事として、乳酸菌を多く含むヨーグルトを摂取することが推奨されます。
また、糖分の取りすぎはカンジダ菌の増殖を助けるため、糖質の摂取は控えめにすることも効果的です。