橋本病はこんな病気
橋本病は、自己免疫によって甲状腺が破壊され、甲状腺ホルモンが不足する状態を指します。
この結果、身体の様々な機能が低下し、甲状腺機能低下症(橋本病)と呼ばれる症状群を引き起こします。
通常、自己免疫疾患は体内の異常な反応により、身体が自身の組織や細胞を攻撃してしまう病気です。
原因
橋本病の原因は、遺伝的要素と環境要素の両方が絡んでいると考えられています。
具体的には、遺伝的に甲状腺の免疫異常を持つことや、ストレス、感染症、ヨウ素摂取過多などの環境要素が絡むとされています。
症状
橋本病の症状は、疲労感や体重増加、顔の腫れ、肌の乾燥、筋肉強直、便秘、全身のむくみ、低体温、不規則な月経、抜け毛や声のかすれなどがありますが、初期段階では無症状のことが多いです。
検査方法
橋本病の検査方法には、血液検査とエコー検査の2つがあります。
血液検査では甲状腺ホルモンの検査に加え、甲状腺ペルオキシダーゼ抗体やサイトカロメC抗体などの自己抗体を測定します。
エコー検査では甲状腺の大きさや形状、内部組織を観察します。
診断方法
橋本病の診断は、主に血液検査の結果とエコー検査の所見から行われます。
特に、血液中の甲状腺ホルモンの量と自己抗体の存在が重要な診断ポイントとなります。
治療方法
橋本病の治療法は、甲状腺ホルモンの代替療法が主です。
レボチロキシンなどの薬を服用することで、甲状腺ホルモンの不足を補い、正常な身体の機能を維持します。