百日咳はこんな病気
百日咳(ひゃくにちせき)は、長期にわたる咳が特徴的な感染症で、特に小児が罹患しやすい疾患である。
感染源は人で、患者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染で広がります。
発症初期では風邪と似た症状が生じますが、次第に咳が強くなり、連続して咳き込む「連鎖咳」が出るようになります。
原因
百日咳は、ボルデテラ・ペルテュシスという細菌の感染により発症します。
この細菌は、感染者の咳やくしゃみによって飛び散った飛沫を他人が吸い込むことで感染が広がります。
症状
百日咳の症状は、初期は風邪のような症状(微熱、喉の痛み、鼻水など)から始まります。
その後、特徴的な「連鎖咳」が現れます。
連鎖咳は、連続した咳が続き一時的に呼吸ができなくなり、最後に「ウーッ」という声を出すのが特徴です。
進行すると、腹筋や胸筋が疲れて嘔吐を伴うこともあります。
検査方法
百日咳の診断は、主に血液検査や喉の粘膜を採取して行います。
血液検査ではボルデテラ・ペルテュシスという細菌に対する抗体の量を調べ、喉の粘膜検査では該細菌の存在を確認します。
診断方法
百日咳の診断は、まず、患者の症状や周囲への感染状況から疑い、更に血液検査、咳のサンプル検査などで確定します。
臨床的に一定期間、特定の症状が続いていて、他の病原体による鑑別が難しい場合も診断の一要素となります。
治療方法
百日咳の治療は抗生物質が用いられます。
初期の感染症期間では、感染の拡大を防ぐために抗生物質が効果的です。
しかし、症状が長期化している場合は、抗生物質の効果は限定的で、主に症状の緩和に力点を置くこととなります。